【USMシングルS9】カントー御三家♡おいわいブラッキーバトン【最高最終2001】
はじめましてorお久しぶりです!♡やまぐち♡です。
今期もおいわいブラッキーと一緒にレート2000を達成しました。
本当はインフレシーズンのビッグウェーブに乗って更に高レートを目指したいと思っていたのですが、リアルの事情によりもう潜れそうにないため、不本意ながらも今シーズンは撤退し本記事をカキカキしています。
とはいえ、一応2000に乗せることが出来る構築を組むことが出来たということで、構築をドヤ顔で紹介していきます!
使用構築はこちら↓です。わぁオシャレ!(自画自賛)
ではまず、本構築の要となるおいわいブラッキーについてです。
☆おいわいブラッキーについて(ほぼ前記事のコピペ)
誕生月にポケモンセンター(リアルの方)に行き、店員さんに免許証なりなんなりの誕生日が確認できる何かを見せると技「おいわい」を覚えたイーブイがもらえます(コミュ障な僕にはここが最難関でした笑)。ちなみに性格は7世代では陽気固定です。
【追記】いくつロムを持っていっても1回に貰えるのは1匹だけです。注意してください。ポケセンの店員さんにドン引きされるだけです。カウンターにロムを4つ並べた時のお姉さんの「えっ…」て顔を僕は忘れられません。
おいわい自体は「はねる」と同じで、何も起こらない技なのですが、ノーマルZでZ化すると、ABCDSが1段階ずつ上昇する優秀な積み技に変化します。
前置きおわりっ!
ではでは構築の中身について紹介していきますね。
の前に、時間のある方は、僕のS7の構築記事をかるーく読んでいただきたいです。このS7使用構築を色々いじくり回して作り上げたのが本構築なのでS7の記事と見比べながら読み進めていただけると内容が入ってきやすいかなと思います。
以下常体で書いていきます!
☆構築経緯
今期は高レートを目指すと決めていたため、僕が最も使い慣れており、深く理解しているお祝いバトンを再び使おうと決めた。
①お祝いバトンパには起点作り役が必要なので、S操作が出来てステルスロックを撒くことのできるニドキングを採用。
②ブラッキーからのバトン先として最も信頼しているフシギバナとリザードンYの2匹を採用。
③リザバナでは対応できなさそうな並びをまるっと粉砕するために技範囲がとても広く、構築の見た目レートがグッと上がるメガカメックスを採用。
④岩石封じ、凍える風に耐性のあるポケモンが欲しいと感じ、S8で結果を残したお祝いバトンパのメタグロスを勝手にパクらせていただき採用。
⑤ジャララララララランガが環境に増えてきており、フェアリータイプがいない構築ではジャララン音頭踊られてそのままボッコボコにされることが多くなってきたことから、フェアリータイプを持っており、お祝いバトン適性が高そうなカプ・レヒレを採用。このときにメタグロスが構築から抜け、岩石封じ連打ランドロスなどが少し重くなったが立ち回りで対処していた。
☆個別紹介
性格:おくびょう
特性:ようりょくそ→あついしぼう
【メガ前】187(252)-xx-104(4)-122(12)-125(36)-138(204)
【メガ後】187(252)-xx-144(4)-144(12)-145(36)-138(204)
ヘドロばくだん/ギガドレイン/めざめるパワー(地面)/こうごうせい
おいわいバトンエース①。
おいわいバトンでABCDSが1段階上昇したこのポケモンは本当に強い。技の撃ち分けが可能なメガネ輝石スカーフメガフシギバナ。ミミッキュに弱くないのが偉い。
調整に関しては、Hにぶっぱし、ダウンロード対策を施したうえで、S7で使ったメガバナと比べて火力を少し落としてSを138まで上げている。これはおいわいバトン後にメガミミロップを抜くためである。今期ミミロップが増えているという話を聞いていた上に、実際によく当たったため調整変更に踏み切った。
火力が少し足りなくなったと感じる場面もなくはなかったが、後述のニドキングのサポートのお陰でほぼ気にはならなかった。
技もS7の時のメガバナから変更している。S7では地震を持たせていたが、これをめざ地に変更した。この理由としては、所詮A下降補正無振りの不一致地震なので、熱湯などで焼かれたり、威嚇をもらった時に地震の火力が残念なことになるため。具体的には、能力上昇なし地震ではメガクチートに対して半分もダメージが入らず、型次第ではあるが、普通に殴り負けてしまう。またカミツルギに対して地震では確定4発程度であるが、めざ地であれば確定2が取れるため有利に立ち回れる。
こいつらがいたら極力選出しない><
などなど
こいつらがいたら優先的に出したい><
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性格:ひかえめ
特性:もうか→ひでり
【メガ前】185(252)-xx-113(116)-141-105-138(140)
【メガ後】185(252)-xx-113(116)-196-135-138(140)
おいわいバトンエース②。
HBに厚いリザードンY。ブラッキーの弱点であるフェアリー、格闘を半減で受けられる偉い子。ミミッキュやバシャーモの攻撃を受けることを想定しているためこのような調整となっている。
この子もS7からSラインをメガミミロップ抜きまで上げた。その結果C無振りとなったが、C上昇と晴れで十分な火力がでるため、特に困らない。ほかは特に変えていないので技の採用理由や動かし方はS7記事参照。
選出に困った時はとりあえずこの子を投げていた。ステロを撒いておくと突破力が段違い。マンダを見れるかどうかは諸説だが構わず投げていた。
こいつらがいたら極力選出しない><
などなど
こいつらがいたら優先的に出したい><
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性格:おくびょう
特性:げきりゅう→メガランチャー
【メガ前】159(36)-xx-120-137(252)-125-138(220)
【メガ後】159(36)-xx-140-187(252)-135-138(220)
お祝いバトンエース③。
ほぼCSぶっぱのメガカメックスくん。小学生みたいな技構成だが、この技範囲で全てを破壊してゆく。火力も耐久もすばやさもなんとも中途半端(※個人の感想です)だけれども技範囲が広いカメックスのようなポケモンこそお祝いバトンで一番輝くように感じる。
リザバナのどちらも投げ辛い、マンダ+ヒードランみたいな並びやマンダ入りの雨パやラティハッサムのような構築に投げていた。また、リザもバナも厳しいメガバンギラスを一撃で倒せるのはカメックスだけなのでレヒレのいないバンギ軸には割と投げていた。サブエースとしてよく頑張ってくれた。
また、カバマンダガルドコケコツルギゲッコみたいな構築ならステロ込みで大体全員ワンパンできる。なおスカーフツルギが怖いのでリザードン投げてました。
火力、技範囲ともに申し分ないが、回復ソースを持っていないため定数ダメや先制技で削られるのが辛いところ。更に惜しいポイントとしては、水フェアリー複合タイプに対する有効打を持っていないことと、フェアリーやゴースト耐性があるわけではなくミミッキュが純粋にきついこと。最悪ミミッキュ入りに投げても皮に向けて悪の波動を撃つと稀によくズルができる。
選出するPTはよく見極めるようにすること。
こいつらがいたら極力選出しない><
などなど
こいつらがいたら優先的に出したい><
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(♀)
ブラッキー@ノーマルZ
性格:ようき
特性:シンクロ
202(252)-xx-136(44)-xx-151(4)-122(204) 4あまり
おいわい/イカサマ/バトンタッチ/ちょうはつ
この構築の主人公。♀の個体を新しく厳選して育てた。♀の理由としては、女の子のほうが少しでも急所を隠してくれるのではないかと考えたから。陽気な男って気を抜くとすぐフル〇ンになりそうだなって。それと
同じ祝ってもらえるなら女の子に祝ってもらった方が嬉しくないですか??
また、努力値調整も今までのものから変更している。Sラインをお祝いバトン後に最速ジャローダを抜けるようにした。
耐久調整で意識した仮想敵は以下の2匹。(お祝い後を想定)
・意地ミミッキュ
ぽかぼかフレンドタイム+かげうち
⇒164~194(81.1%~96%)+9~11(4.4%~5.4%)
ブラッキー生存率94.4%(手計算したから合ってるか知らない)
・臆病アーゴヨン
C↑↑りゅうせいぐんZ
⇒174~205(86.1%~101.4%)
ブラッキー生存率87.5%
この調整のおいわいブラッキーの起源主張します!
♡やまぐち♡ブラッキーはミミッキュにもアーゴヨンにも屈しない!
毎試合振り向いて『おめでとう!♡やまぐち♡!』と祝ってくれるもんだから可愛くてしょうがない。ブラッキーたんいっぱいちゅきぃ・・・
おめあり♡!相棒♡!
立ち回りなんかはS7の記事や他のお祝いブラッキー使いの方の記事参照。
選出率100%
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性格:おくびょう
特性:どくのトゲ
159(20)-xx-112(116)-120(116)-96(4)-150(252)
ステルスロック/こごえるかぜ/どくびし/ちょうはつ
一般的に力尽くの高火力と広い技範囲で殴るイメージが強いポケモンであるため、この型のニドキングが想定されることは殆どなかった。起点を作り、ブラッキーが安心しておいわいして、そしてエースが無双できるように場を整える。特性は毒のトゲ。最初、凍える風力尽くニドキングを考察すると言う無駄な時間を過ごした。
このどくのトゲという特性だが、案外有効に働くことが多い。タスキを持っているため物理アタッカーは2度接触することになる。猫だましから入ってくるメガガルーラなどは更に接触回数が多くなるため結構毒を引く。トゲで引いた毒のスリップダメージのおかげで勝てた試合は数え切れない。
タスキ持ちなのにBに努力値を回していることに違和感を覚える方も多いと思うがちゃんと意味のある調整を施した。
メガミミロップの猫+おんがえしを耐えるHB
他のS操作のできるステロ役としてタスキグライオンやアグノム、バンギラス、ヒードラン、テラキオンなどがいるが、これらのポケモンでは初手でミミロップと対面してしまった場合何も仕事をできずに無償突破を許してしまう。しかしニドキングならこご風でSを下げて流したり、ステロを撒くなど起点を作る行動をとれる。
凍える風で相手のSをブラッキー以下にすることが一番のお仕事。ただし、ゲッコウガやコケコに関してはブラッキーが下からバトンすることでエースに負担を掛けずに展開できるため、風を撃たずステロから入る。
相手PTを見て、ステロを撒くか毒びしを撒くか考える。挑発は相手の展開を阻害するのにとても重宝する。
このターンに相手がどんな行動してきたら負けに繋がるかを常に意識して技を選択していた。(ステロを撒けていなくても挑発連打して落とされるとか)
選出率100% 影の功労者。毎試合瀕死にしちゃってゴメンね。ありがとうね。
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カプ・レヒレ@イアのみ
性格:ひかえめ
特性:ミストメイカー
168(180)-xx-136(4)-138(84)-151(4)-135(236)
バトンエース④。
ジャラランガが重すぎて1850あたりから入ってきた護り神。バシャーモの牽制の意味合いも込めて採用した。
調整意図としては、おいわい後130族抜き、おいわい前70属抜きとなるS実数値135、耐久面ではDが2段階上昇した状態でアーゴヨンのC↑↑ヘドロウェーブを受けると確定で木の実を食べ、カプZ意識でHPが4nとなるように調整した。また、C↑ムーンフォースで大抵の霊獣ボルトがステロ込みで飛ぶ。
スカーフレヒレも眼鏡レヒレも半分回復木の実レヒレも瞑想レヒレも強いんだからメガネスカーフ輝石木の実レヒレが弱いはずがない。強気に瞑想を積んでいく。
ジャラランガ入りには確定で投げていくほか、身代わり持ちのエースがレヒレだけなので、クリアスモッグを撃ってくるモロバレル入りにも確定で投げる。瞑想身代わりで起点にできる。
こいつらがいたら極力選出しない><
などなど
こいつらがいたら優先的に出したい><
☆選出
この選出が9割9分。
苦手な相手
・受けル・・・めちゃくちゃきつい。物理アタッカー不在構築なので、おいわいバトンしたカメックスの波動弾を交代読みでラッキーに当てた後、一回悪の波動で怯ませてもう1発波動弾をあてて崩すかリザYでエアスラで怯ませまくるくらいしか勝てない。
・ラティクチ・・・リザとバナがラティアスに打点を持たないため、カメックスかレヒレを投げざるを得ないがクチートのおかしな火力でHPが持っていかれて押し切られがち。
☆最後に
とりあえず書けることはわーっと書いたつもりです。シーズンが進むごとにおいわいブラッキーというポケモンが認知され、対策されるようになってきました。数シーズン前のように相手の意表をついて勝つということが難しくなってきています。取り巻きや立ち回り、裏選出などをもっと深く考えなければおいわいバトンの未来は明るくないと思います。しかし、この戦術にはこの戦術にしかない面白さがあると思っているので、勝てなくなるまでは使って行きたいなーって思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!ではまたレートで会いましょう!
間違いや疑問・質問・相談ごとなどございましたら、♡やまぐち♡(@sandrock_poke)までお気軽にどうぞ。