【USMシングルS7】可能性の獣 ♡Zおいわいブラッキー♡【最高最終2014】
初めましてorお久しぶりです。♡やまぐち♡です。
USM環境での最初のシーズン、S7でおいわいブラッキーたんと共にレート2000を超えることが出来ました!随分インフレしていたみたいですけど関係なくめっちゃ嬉しいです!
まず、おいわいブラッキーについて。(ほぼ前記事のコピペ)
誕生月にポケモンセンター(リアルの方)に行き、店員さんに免許証なりなんなりの誕生日が確認できる何かを見せると技「おいわい」を覚えたイーブイがもらえます(コミュ障な僕にはここが最難関でした笑)。ちなみに性格は7世代では陽気固定です。
おいわい自体は「はねる」と同じで、何も起こらない技なのですが、ノーマルZでおいわいをZ化すると、ABCDSが1段階ずつ上昇する優秀な積み技に変化します。これをエースにバトンし無双します。
はい、前置き長かったですね。では構築の紹介をして行きます!(以下常体で書きます!)
・構築経緯
SMでおいわいブラッキーバトンを使って2000に乗せられなかったのでとにかくリベンジをしたかった。構築のコンセプトとしては、『ブラッキーでお祝いしてエースにバトンして3タテして勝つ』ことである。SMからお祝いブラッキーを使って戦う中で、このギミックを通して勝利するためにはいくつかの障害を乗り越えなければならないことに気が付いた。
①6体の並びからギミックに気づかれないこと
②ブラッキーがZお祝いする前に大きく削られないようにすること
③エースにバトンしたタイミングで高火力技をぶつけられ出落ちしないようにすること
④岩石封じ、凍える風連打に屈することなくエースを通せるようにすること
⑤ミミッキュ1匹に止められないようにすること
⑥滅ゲン1匹(ry
これらをクリアできるような並びをひたすらに模索しこのような構築の形になった。それぞれの条件に対する回答は以下の通りである。
①そもそもブラッキーの型としてお祝いバトンがさほどメジャーではなく、耐久型が多いため選出段階で読まれることはまず無いだろうと考えた。したがって、再戦は辛い。
②起点作り要因を選出し、相手に好き勝手させないようにして安全にZおいわいしようと試みた。
③は、選出段階で相手の6匹から、ブラッキーに対して後投げされそうなポケモンを想定し、そのポケモンに負けないようなエースを選択することで解決しようとした。つまりはプレイング。。。そして敵3体の相手をしなければならないエースにはバトン時に受けたダメージを回復する安定した回復ソースが必要である。
④新しくここへの回答を見つけられたおかげでレート2000へ到達出来たと思っている。この役割はバシャーモが担っている。詳しくは個別解説で。
⑤7世代において数多くのPTに入っている最強ポケモンミミッキュ。超火力専用Zワザをもらい、型も多く、正直めちゃくちゃきつい。どれだけ選出を抑制しようとしても選出される。
バトンエースにはミミッキュの攻撃を耐え切って殴り倒すスペックが求められる。簡単に言うと、おいわいバトン後に、ミミッキュの剣の舞からのZワザを受けきれる、あるいは、積む隙を与えないことが求められる。色々と模索した中で、(ある程度)この条件を満たせそうなポケモンをエースとして採用した。
⑥正直めちゃくちゃ厳しいが、ヤンキーとも言えるプレイングで何とかバトンを決めて上からワンパン。プレイングですかね。
・個別紹介
性格:おくびょう
特性:ようりょくそ→あついしぼう
【メガ前】187(252)-91-103-126(44)-124(28)-135(180)
【メガ後】187(252)-108-143-148(44)-144(28)-135(180)
本構築のおいわいバトンエース①。
ABCDSが上昇したメガバナは鬼のような強さを誇る。こいつにうまくバトンを渡せれば半分ゲームエンドである。ブラッキーによく飛んでくるフェアリー技や格闘技を、バトンした際に受けてもかすり傷程度のダメージに抑えられるのがGOOD。技を撃ち分けられるハチマキ眼鏡輝石スカーフメガフシギバナと言うとそのチートじみた強さが想像できると思う。
前回の記事の個体から性格を臆病に変更し、最速70族抜き、バトン後130族抜きまで振った。これにより、バトン後にアーゴヨンやゲンガーの上を取り行動することができるようになった。また、地震を持たせることにより、(少し削れた)アーゴヨン、ゲンガー、ヒ―ドランの処理が可能となったが、めざ炎を切ったことにより、浮いているはがねタイプへの打点を失った。
ボーマンダが数を減らしたことも追い風となり、比較的よく投げることができた。テテフ入りには極力投げたくない。
(こいつらがいたら選出できない><)
などなど
性格:ひかえめ
特性:もうか→ひでり
【メガ前】185(252)-xx-113(116)-145(20)-106(4)-135(116)
【メガ後】185(252)-xx-113(116)-200(20)-136(4)-135(116)
本構築のおいわいバトンエース②。バナを投げられないときに投げていく。
Sラインはバナと同じで、ブラッキーに対してよく出てくるミミッキュやバシャーモからのダメージを抑えるためHBに厚く振った。こちらもバナ同様、ブラッキーの弱点であるフェアリー、格闘を半減以下に抑えられるのが偉い。
Cが上昇すれば、努力値をCにほとんど回さずとも命中安定の晴れ火炎放射で等倍以上なら大抵なんでも燃やせたので火力は十分に思えた。そして、ソーラービームは、カバルドン、バンギラス、ギャラドスレヒレなど水タイプへの打点として採用。クチートやガルーラとの不意打ち択を透かしたり、火力の無い電気技を受けきることを可能にする高速再生技のはねやすめを採用。最後に、バシャーモへの殺意をこめたエアスラを採用。エアスラは相手のリザードンへの安定した打点となるうえ、ミミッキュの皮に向けて放つと30%くらいの確率で祈りが通じて無償突破できる。ひるめっ。
めざ氷がないことで、ボーマンダの処理がかなり怪しくなっているが、体力がある程度残っていれば殴り勝つことができるうえ、そもそも3割の確率で無償突破できるためマンダ軸には割と投げていた印象。相手の裏にカバなどがいるときなどは、メガシンカするタイミングをちゃんと見極めるようにするのが肝心。
ステロが痛い。また、スカーフの可能性を考慮するとランド入りドリュ入りにはあまり投げたくないが、ランド多すぎてスカーフじゃないことをお祈りしながら投げてた。
(こいつらがいたら選出できない><)
などなど
ミロカロス@アッキのみ
性格:おくびょう
特性:かちき
201(244)-xx-107(60)-125(36)-146(4)-134(164)
ねっとう/みがわり/どくどく/じこさいせい
本構築のおいわいバトンエース③。ムーンボール個体。ふつくしい。
バナとリザどちらも出し辛いときに全てを誤魔化すために投げていく。かゆいところに手が届きそうだけど届かなかったり。おいわいバトン後に130族を抜けるようSにかなり割いているため元の耐久はかなり心許ないが、きっちりおいわいバトンをキめ、アッキまで発動すると鉄壁の要塞になる。テテフやレヒレのムンフォを受けてCダウン引くと逆にCが上がるのでとても美味しい。威嚇されるとめっちゃ嬉しい。火力は、C↑熱湯で、無振りメガバシャが確定1、H振りカバルドンが低乱数で落ちるくらい。
D↑ミロカロスに、コケコのエレキフィールド10万が63.6%〜75.6%入るため、コケコボルトジュモクなどの高火力電気タイプ入りには極力出したくないが、仕方なく出しても一応上から熱湯を打てるので何とかならなくもない。
(こいつらがいたら選出できない><)
などなど結構出し辛い><
ブラッキー@ノーマルZ
性格:ようき
特性:シンクロ
201(244)-xx-131(4)-xx-158(60)-121(196)
おいわい/イカサマ/バトンタッチ/ちょうはつ
本構築のカギとなるポケモン。選出率はほぼ100%である。PGLーDBで調べるとおいわいの採用率は1.38%(2018.1.20現在)とのこと。おかげさまで選出段階でほぼ読まれない。Sラインはおいわい後メガルカリオ抜き、Hぶっぱ、残りDってな感じで振り分けている。
SMのころは、威力皆無のバークアウトを搭載し、相手のCを削ぎながらバトンしていたが、USMで教え技が解禁され、念願のイカサマが使えるようになった。これは、大変大きな強化であり、相手に剣の舞やグロパンなどで起点にされなくなった上、固くてはやい(意味深)ブラッキー自身で削りを入れてからエースに繋げることができるようになった。
Zおいわいのターンにテテフやミミッキュ、バシャやフェローチェなどの高速格闘がよく後投げされるが、それぞれ慎重に対処する必要がある。
テテフは並びや相手の行動でスカーフムンフォされそうだなと感じたら、そのままバトン。それ以外なら一度イカサマで様子見することでタスキの可能性を潰しつつ持ち物を判別できる。バトン読みでエスパー技を押してくれたらアド。こだわってたらさらに爆アド。
ミミッキュの場合、おいわい後ブラッキーにぽかぼかフレンドタイムが84.5%〜101.4%で乱数1発 (6.3%) なので、ゴーストZやタスキの可能性もあるし、もしミミZされても多分生き残ると信じて、いつも強気に突っ張って上から挑発を撃つ立ち回りをしていた。呪われたり剣の舞ゴーストZとかだった時の方が面倒なので。1800、1900帯では一度もミミZは撃たれず、呪いやトリル、剣舞、電磁波など色々な負け筋を潰すことができました。(てか型多すぎぃ!)
16001700あたりではよくボコボコフレンドタイムされて負けた。
この記事書いてて思ったのだが、Dの努力値をBに回すと、おいわい後意地ミミッキュのミミZ+かげうちを超高乱数で耐えられるので、多分こっちの方がいい。
格闘が投げられたらバトンタッチするしかない。バシャルカリオあたりなら上を取ってバトンエースに繋げられる。ブラッキーより速いメガミミロップの飛び膝キックは耐えるので問題ないが、フェローチェに関してはカクトウZされたらその時点で負け。
ともあれ、かなりの安定感でおいわいバトンを決められる。
毎試合振り向いて『おめでとう!♡やまぐち♡!』と言ってくれるもんだから可愛くてしょうがない。僕のことを祝ってくれるのは親とブラッキーくらい。
ミミッキュ@こうかくレンズ
性格:ようき
特性:ばけのかわ
161(244)-xx-102(12)-×-125-162(252)
でんじは/おにび/のろい/ちょうはつ
起点作成のエキスパート。最初のうちは挑発の代わりにじゃれを入れていたなごりで妥協して陽気個体。一度も本体にイカサマされなかったのでセーフ。とりあえず初手に投げて状態異常を撒いて呪って退場するのが仕事。安定感の塊。こいつのことを信頼しきっている。広角レンズがあっても鬼火電磁波外すときは外すのでその時はその時。リフレしてリゾートで温泉に入れてあげたりすれば機嫌直ってまあ大抵当たるようになる。初手ヒートロトムと対面すると何もすることがない。(よく投げられた)
性格:ようき
特性:かそく
155-172(252)-90-xx-91(4)-145(252)
ビルドアップ/バトンタッチ/まもる/じしん
構築に最後に入ってきたポケモン。初手に投げる。不利ではない対面が作れれば、タスキを盾にビルドを積み、加速し、ブラッキーへバトンを繋げる。これにより硬くて速いブラッキーは安全にZお祝いすることができる。このバトンリレーが成功すればエースポケモンがめちゃ硬くてめちゃ速い無敵の最強エースになるから神(語彙力)。このポケモンが岩石封じ連打ランドロスへの回答となる。Sを下げられるよりも多く上げてしまえばエースは速いよねという話である。地震1ウエポンなのは重めのヒ―ドランアーゴヨンゲンガーコケコその他を殴れるようにするため。
ただし、初手でミミッキュと対面してしまうと後続のブラッキーともどもやられてしまうため、選出は慎重に行った。
・選出について
基本的には
のおいわいバトンを通していくことになる。このギミックが決まればかなりの高確率で勝つことができる。
ランドやガブなどめっちゃ岩石封じしてきそうな顔してるやつがいて、エースのSが下げられたら負けそうだと判断した時、初手ヒートロトムの霊圧を感じた時に
の選出をする。
エースは、たいてい誰かが刺さっているのでどうしても無理なPTというのは少なかった。
ただし、無理なポケモンがいて、ドヒドイデ入り、カビゴン入りには、リザで怯ませるくらいしか勝ちすじがない。また、ゲンガナンス、受けルなどとはマッチングした時点で負けを悟る。ほとんど当たらなくて助かった。
ということでこんな感じで構築記事終わろうと思います。
お祝いバトンは使用者がまだ少なくほとんど研究されていない分野なので、もっと新しくて面白いことができる可能性を秘めていると思います。僕の記事で少しでも興味を抱いていただければ嬉しく思います(あまりメジャーになると辛いですが)。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
何か疑問質問文句などあればツイッタ― @sandrock_poke (♡やまぐち♡) までお気軽に!